Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2020.01.16

さくさく、ゆったり、じんわりと

料理をしていると、いろいろな調理のリズムを徐々に合わせていく面白さがあります。

鮮度を保つためにできるだけ素早く処理するもの、味がしみてくるまで冷蔵庫で寝かせるもの、コトコト一晩中煮込むもの、半年ほど漬け込むもの。

短いリズムもあれば、長いリズムもあり、それらを食卓にのせるときにはピタッと合わせなければなりません。

日本食では素材の旬というリズムもあり、1年を通じて気を配る必要があります。それが伝わる一節があったので書き出します。
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一汁一菜でよいという提案
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=34247

季節の移ろいの中にある滋味を楽しみとします。

旬をはずさないのは日本人と野鳥だけ……というのは少し大げさですが、旬の楽しみ方の幅、細やかさ、深さを考えれば、まんざら嘘でもありません。

特に旬を「はしりもの」「さかりもの」「なごりもの」に分けて、交差する生命のはじまりと終わりを五感で感じ、意識するところにそれは現れています。

すべて季節に添うところにあるという和食の感性は、私たちの身体が秩序を持って大自然とつながることを、情緒というかたちで気づかせてくれているのです。
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会社運営も似たところがあり、働く人やプロジェクトごとに時間の流れがまったく違います。

平成最後に卒業した新卒が進むペース、地方から出てきて東京で10年働いて子育てしている人のペース、5年以上しっかり取り組んできているプロジェクトのペース、新しい事業を立ち上げていくペースなど時間の進み方はバラバラです。

でもそれが自然であり、そんなバラバラな時間のリズムを感じていくことがマネジメントかと思っています。

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