Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2023.03.27

目は口ほどにものをいう

エンジニアリングでは誰もが知っている話で、コンウェイの法則というものがあります。

50年以上前にメルヴィン・コンウェイが提唱した概念でwikiより引用しますと

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コンウェイの法則
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4

「システムを設計する組織は、そのコミュニケーション構造をそっくりまねた構造の設計を生み出してしまう」 (原文: "Organizations which design systems are constrained to produce designs which are copies of the communication structures of these organizations."

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指揮命令系統が階層構造の組織なら、自然とディレクトリ型のシステムを作ってしまうということです。

結果として横同士の連携は弱いものになることが最初から予想できます。

この法則を少し応用すれば、逆のことが推測されるでしょう。

つまり組織を見ればシステムが分かるの反対で、システムを見れば組織の構造が分かるということです。

いうなれば、目は口ほどにものをいうと同じ。

自分たちが作りつつあるシステムを見れば、無意識にどんなコミュニケーションをとっているかが分かってくるのです。

2023.03.06

イノベーション&プロデュース

3月1日に新部門を設立しました。

イノベーション&プロデュースといって、多少大げさかもしれませんが、将来の成長余地を見越した名前になっています。

実情はWebプロデュース業務で、数年がかりでようやく部門化することができました。

なぜ部門として立ち上げるのに時間がかかったのか?

それは「プロデュース」という言葉から受ける印象の通り、何をしたらいいかパッと分からないからです。

担当する人が何を目指してどうすればいいのか分からなければ、職種にすることはできません。

エンジニアやデザイナー、ディレクター、マーケッターよりもスキルやノウハウが体系化されにくいので教育がとても難しくなっているのです。

これまで、いろんな実地でメンバのプロデュース感を養ってきました。

新設部門とのからみで当面の間、忙しくなります。

本コラムが月1-2回の更新になることをお許しください。

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