Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2020.04.14

自給自足の塩梅

生きていく上で、どのぐらい社会や自然と連動性を高めるかというのは一つの選択です。

極端にいえば、無人島にこもってすべてを賄えば社会との連動性はほとんどなく、自然との連動性が最大化されています。

つまり、他人の行動が直接自分に影響を与えるわけではありませんが(間接的に国際法における管理や大気汚染などの影響はありえます)、風や雨、植物の発育などに大きく左右されます。

またYoutubeで動画配信を行い、生計を立てている場合に、他のYoutuberと視聴者、広告主との連動性が相当高まっているといえます。

現代を生きるものにとって、連動させるものは数多く存在し、一度選べば終生通用するものでもありません。

投資信託を購入すれば、株式債権市場という世界経済に強く連動することでしょうし、日本に住めば日本政府の指針に影響を受けることでしょう。

フリーランスという職業を選択してもフリーではなく、発注される仕事の量と密接に関わっています。

スマホを1日中使えば、データを蓄積する側の影響は避けられません。

一方で連動性を意識しすぎずに、意図的に下げるという方法もあります。

自給自足と呼ばれるもので、自分たちの手に負えるものを増やそうという考えです。

経済の視点でみれば自給自足は地域経済に近しく、高い連動性はグローバリゼーションに強く現れます。

身近なことでいえば、自分たちでやれることとお金を払って他人にやってもらうことの違いです。

知らずに拡大しつづける連動性を横に置き、自分たちでできることを見直すことは悪いことではありません。

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