PHILOSOPHYモジックの考え


Mogicという会社を通じて、何か「価値」を感じていただけるようになりたいと考えています。

ユーザビリティでも、ビジネスモデルでも、人事育成でも、
僕らがチームで試行錯誤しているプロセスを リアルタイムにお伝えしていきます。

代表取締役 山根陽一

thinkingシンキング

みんなが描きたくなるキャンバスを作る2018.05.17

先日、社内のプロジェクトマネージャから言われたことに「今まではエンジニアやデザイナーからもっといいアイデアをほしい」と思っていたけど、それは実は違っていて「彼らが自然と描きたくなるキャンバスを用意できてなかった」ことの方が原因だった気がする、ということでした。

サービスづくりは難しいものです。よくある機能をたくさんつけていくと、やがて飽和します。機能が飽和するというより、プロジェクトメンバの思考回路が飽和してきます。「もうこれ以上は機能をつけられないんじゃないか」といった閉塞感です。

しかし、これは勝手な幻想だと思っていて、限られた状況から新しい視点をつくるのがクリエイティブなので、それが減っているに気がつかないプロジェクトメンバの方が問題です。この限界をプロジェクト内で気がつき、大きく方向転換できるのがいいチームだと思っています。

ストリートピアノ、Play Me, I'm Yours2018.04.16

10年以上も前、数人の打ち合わせで「ビジネスにおいて最も重要なものは何か?」という問いかけがあり、「付加価値だと思う」と答えたことがあります。その際、他のメンバから、意味がわからない、それが何かもイメージつかないし、すぐに役立たないとコメントをもらいました。

Mogicという会社が生まれ、人が集まり、ワーワーやってくる中で、やはりキーは付加価値だったんだなと感じています。少し話を脱線してから戻しますが、最近世界のあちこちで行われている音楽プロジェクトに「ストリートピアノ」というものがあります。

ストリートピアノ http://streetpiano-jp.com/

誰かの家で眠っていたピアノを調律しなおし、ペイントして、みんなが触れられるパブリックな場所に設置して、その時にきた人がふらっと弾いて、歩いている人がなんとなく引き寄せられるというものです。それは意図的に細かく設計された段取りがあるわけでもないのに、その前提を聞くだけで、ワクワクします。どうなっちゃうんだろう?何がきけるんだろう?誰もこないのかな?とか。

常識的に考えれば、ピアノは家など屋内にあるべきだし、誰かの所有物でありそうで、演奏の披露はせいぜい隣近所ぐらいです。それが、そうでなくなる瞬間に付加価値が生まれていて、Mogicではそこを起点に物事を進めてきました。

D.I.Y (Do It Yourself)2018.03.06

D.I.Yとは日曜大工用語で、Wikipediaから引用すると

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https://ja.wikipedia.org/wiki/DIY
DIYとは、お金を払ってひと(業者)にやらせるのではなく、自身で(つまり自分の身体を使って)何かを作ったり、修理したり、装飾したりする活動のことである。DIYは、「自分でできることは自分でやろう」という理念のもとに行う諸活動である。
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Mogicではこれがよく行われます。例えば、コーヒー豆をかってきてエスプレッソマシンで飲んでいたりしますが、それも飽きてきますので、生豆から買ってきて、自分たちで焙煎し、エスプレッソのポッドで作り、温めたミルクをフォームにして、カプチーノを作ったり、産地ごとの豆や焙煎具合でお好みのブレンドを楽しんだりします。

あとはフロアタイルが古くなってきたので、自分たちで剥がして、タイルを大量にかって、切ってはってモザイクを作ったり。ドアの雰囲気が違うとなって、ペンキで塗り替えたり。

会社関連でも似た感じです。会議進行が退屈になったり、面白くないとカスタマイズを加えつづけ、議事録もリアルタイムでつけれるようにしたり。電話の受け取りメモを書くのが面倒となれば、ウェブツールを作り、ウェブサービスのアイデアが浮かべばすぐに試したり、過去のものに付け加えたり。プロジェクトによってはとてもゆっくりしたペースのものから、急ピッチで追い込んだものまでプロジェクトマネジメントも個別の担当によってやりやすいようにどんどん変化していきます。

戦略やマーケティングといった硬いビジネス分野も、既存のフレームだと使いづらいので、いろいろ改良していくとまったく違ったものになったりします。それを楽しんでいける余白が、会社の文化だと思っています。

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