少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。
2019.11.21
ベタですが、海外にいっていろんな国の人と仲良くなる方法に日本人らしい「折り紙 ORIGAMI」があります。
折り紙の認知度は高く、作り始めると「ああ、アレね」的な感じで関心をもってくれます。
ただ、ツルや風船は知っている人も多いので、おまけに完成した折り紙にその人の名前を漢字で書いてあげると大体喜ばれます。
折り紙を作りながら、いつも感じることはこれこそ「価値」を作っていることであり、「情報を整理する力」なんだろうなということです。
折り紙の材料は、1枚の何気ない紙です。
世界中どこでもあります。そしてペンもどこにもあります。
誰もがどこにでも「ある」と思っているものから、数十秒でツルという日本の世界観と漢字にされた見慣れぬ自分の名前という違和感を相手の中に作り上げます。
ありふれすぎて、慣れすぎて「なかった」ものが「ある」ようになる瞬間がそこにはあります。
ありふれたモノから新しい価値を作るプロセスは、ネット上のありふれた膨大な情報から知見を得るヒントを与えてくれます。
おそらくは「膨大でありふれた情報」という認識の枠組み自体が違っていて、ありふれた情報を折りたたんで価値にする方法が見えないし、さらに厄介なことにそれは不確実で、どんどん変化しているようです。