Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2020.07.08

これからのキャリア談義

インターンにくる学生や中途入社する人には、最初にキャリア(職歴)ってなんだろうという話をします。

最終的にはそれぞれのキャリアについて議論できるといいかなと思っているので、まず土台となるフレームワークを出します。

大学を卒業し22歳ごろ、25〜26歳に第一次転職ブーム、30〜31歳:第二次転職ブーム、35歳:転職限界説、40歳:心の定年退職、50歳すぎ:役職退職、60歳:定年のち再雇用、65歳:年金開始など。

今から30年後を考えると、年金の受給開始が75歳になっている可能性があります。

もし定年退職が75歳だったら、22歳から働きはじめて53年間あるよねと。50年前なら55歳が定年なので33年ほど、親の世代の感覚とは大分乖離したことになっているでしょう。

加えて、キャリアに影響を与える要因として自分自身のライフイベントもあります。

結婚、出産、子育て、教育費、親の介護、自分の老後など。それは必ずあるというわけではなく、あくまで可能性の話です。

さらに少子高齢化という人口動態の変化がもたらす社会経済的な変化、グローバル化の先にある光と影。要素が多すぎて大変ですね。

と、前置きをしてから「じゃあ、あなたはどう考えてる?」と聞きます。ちょっといじわるな質問かもしれません。

しかし、その時の質問と回答に意味があるのではなく、これをきっかけに「自分の中で働いていく意味」を探すスタートになればいいんじゃないかと考えています。

もちろん自分の働く意味をじっくり考えている人もいますので、それはまた違った展開になります。

とかく将来に進むのが難しい時代です。

一人で考えてもいいですが、いろんな人とぶつかりながらキャリアを議論するのも一つの選択肢じゃないでしょうか。

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