Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2022.04.25

朝活とフレックス制

ゴールデンウィーク前の朝は大いそがし。

残念ながら枯れてしまった植物の土を黒いビニールにいれて屋上で消毒しつつ、夏に展開する移動式コーヒースタンドの木材をマホガニー色のワックスで塗装しながら、梅雨ごろにみんなを驚かせるための電動人形の型紙を制作したりと、下準備に余念がありません。

昨年まではみんなが出社する1時間ほど前に希望者と一緒に作業していたのですが、先週からフレックス制が導入されてどうにもやりにくくなりました。

ワアワアガサゴソしてる人たちに、カタカタカツーンとキーボードをたたく人たち。もちろんどちらも会社の役に立つことなのですが、あまりに毛色が違います。

とはいっても気にする人はいなかったんだと思い直して、好きなだけ作業を進めていきます。

2022.04.18

ぬいぐるみを作るぐらい

一からITシステムを作ると聞けば、難しく感じてしまいます。

CSSにHTML、プログラムにサーバと専門用語がたくさん出てきます。

本屋で立ち読みしても、ウェブで検索しても分からないことだらけ。

せっかくあれやりたい!と思っても、実現するまでに障害が多すぎて挫折しかねないのが実情です。

本来は、オープンソースで自由になんでも作れるのがウリなのに。

そんな雰囲気は良くないなと思って、インターン生を含めた若手のチームに1日とか1週間、1ヶ月でアプリを作ってもらっています。

ぬいぐるみを作りたいと思って、布を切り、ミシンをかけて、ボタンをつけるぐらいの感覚が理想です。

あの子が寝る前に1日の出来事を話す存在になるといいなとか、「届けたい気持ち」がきちんと乗っていれば、不格好でも荒削りでもおかまいなし。

技術をマスターするばかりで気持ちがどこかにいってしまっては楽しくなくなります。

そうして作られたアプリは、MicroTechとしてサイトに掲載されています。

見え隠れする彼らの苦闘を時間のある時にご覧ください。

MicroTechサイト:http://microtech.mogic.jp/

2022.04.11

スイーツ・トリガー

プロジェクトをキックオフして、メンバが盛り上がってないなあ、エンジンがかかってないんだよなと思うとき、目の前にスイーツの取り寄せをぶらさげます。

「予定通り、この日にリリースできたら極上のいちご大福が届いちゃったりするんだろうなあ」と。

仕事ですし、コンディションは自分でなんとかすべきという意見もありますが、こっちの方がプロジェクトの展開がドラマチックになって面白そうというのが本当の理由だったりします。

食欲に素直な人ばかりなので、目をキラキラさせて食いついてきます。

そうこうしてプロジェクトが進み、中盤にさしかかると一つ、二つとヤマがやってきます。

進行が遅れていたり、仕様に迷ったり、連携がうまくいってなかったり。

「ああ、まずい。もういちごの姿が霞んできた気がする。この遅れは取り戻せないんじゃないかな」

というと

「そんなことはありません! やれないことはないんです」

と強情につっぱねて、チームで話し合いをはじめます。

こちらから「がんばろうよ。あきらめずにさ」といわずとも。

もはや自分の食欲のためなのか、チームのみんなのためなのかは定かではありません。

はじまりは不真面目な欲ですが、気がついたら起承転結のドラマみたく、自分たちだけで乗り越えていきますから不思議なものです。

2022.04.04

余計にはみ出した一歩

年に1回は、石神井の店舗や事業所にグッズを配りにいきます。

知り合いのところばかりでは面白くありませんから、今まで接したこともない所に入って話しかけます。

「すみませーん、石神井でIT企業やってまして同じ地元ということでオリジナルグッズを配ってるんですが、いかがでしょうかー」

もちろんお店にいらっしゃる方の邪魔にならないように。

その様子をみて若手はちょっと引きぎみになります。

「本当に話しかけるんですね・・・・・・」といってくるので

「だって、話しかけるのはタダじゃん」と返します。

「あと自分から用もないのに話かける人っていないから敢えてやってるところもあって、実際ビジネスの立ち上げも似たようなもんなんだよ」と付け加えます。

誰かにやれといわれなくとも、自分が起点になってスタートさせて巻き込んで楽しんでいく。

余計にはみ出した一歩がなんともいえない気持ちにさせるなら、それはやってみる価値があります。

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