Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2023.02.27

Webプロデューサーの準備運動

プロデューサー見習いのトレーニングとして企画書を書かせます。

「よし、じゃあ、パワーポイントで10枚の企画書を書いてみて」と。

「どのぐらいの時間でかけそう?」と聞けば

「うーん、3日ぐらいでしょうか」といったりします。

お察しの通り、この時点でどのぐらい力があるか、ないかが分かります。

良い/悪いを口にしても仕方ないので、次の仕事も、その次の仕事も似たタイプで出します。

「インターン生を募集するチラシ、デザイナーと作ってみて」

「夏休みに子供向けアプリ出したいから、エンジニアとやってみて」

「3年後に花咲きそうなウェブサービス、立ち上げてみて」

昨今では無茶ブリといわれるでしょうが、意図はあります。

予想では、どのプロジェクトも意気揚々とはじまり、進むほどに時間がなくなり、後半に焦りが焦りを呼び、最後に失敗を決定づける判断をするでしょう。

それら苦々しい経験を振り返り、共通するものを見抜くことが最良の準備運動になると思っています。

2023.02.20

Mogicの経営方針の一つ

個人的には、たくさん並んでいる作業が好きではありません。

仕事が目一杯ありそうというだけで、イヤな気持ちになります。

ToDoリストが一番苦手で、できるだけ避けています。

ですが、会社というものは厄介なんですね。

やればやるほど、仕事が増えていくのです。

それをなんとかうまくやりたい。

ですから、空いた時間に考えていることは一つ。

どうすれば未来に作業が減るのか、ということです。

今年より来年、来年より再来年、少しずつ減るようにする。

それこそが、Mogicの経営方針です。

2023.02.13

変わりゆくさまを想像しながら

先日、社内のブランディングチームからロングインタビューを受けました。

今回のテーマは、採用と教育。

何も考えずに質問に答えていましたが、あとで書き起こされた草稿をみて、自分ってこんなこと考えてるんだなあと発見がありました。

公開はまだ先のようですので、さわりを引用しますと

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- 前回のインタビューの後、社内だけじゃなく社外の人にも「質問したいこと、ありますか?」って聞いてました。やっぱり、Mogicの社内教育に興味があるって声が多くて。そこで今回は、教育に絞って前回より深くお話をうかがいたいと思います。

いきなり教育に入りたくはあるんですが、その前にどんな採用をしてるんだろうって気になります。どんな人に入社してもらいたいとかあれば、聞かせてください。

山根:結構シンプルで、会った時に「ああ、一緒に働きたいなあ」って思えるかどうかなんです。なんだろう、答えになってないように聞こえるかもですが。一般的な面接だと、能力が高いとか、スキルが欲しいとか、即戦力になってほしいとか、目線が高いとか、言われたことは確実にやるとか、いろいろ条件があると思うんです。

でも僕らが大事にしていることは、最後の最後にピンチになっても一緒に頑張ってくれそうな人と、あとは自分が最後まで一緒に頑張りたいなと思う人を採用してる感じですね。

- それは面接される時、どういうところで分かるものなのでしょうか?

山根:察する、ですね。もうちょっと詳しくいうと、応募された方と自分との相性みたいのがあるじゃないですか。だって、絶対的に採用される人はいないので。自分たちと組んだときに、この人は最後まで一緒にやり切れそうな雰囲気があるかな、というのをいろいろな感じで確認するんです。

なので、残念ながら定型の質問ってのがないんです。同じ質問でも違うタイミングに差し込んだら、受け取る意味って変わるので流れで聞き方を変えています。
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誰と一緒に働くかは、とても大きな問題です。

仕事の内容はさほど変わらなくても、人はお互いどんどん変わります。

変わりゆくさまを想像しながら、出会いの時間を大切にしています。

【後日追加】インタビュー記事の続きはこちら
https://www.mogic.jp/category/interview/13560

2023.02.06

好きこそものの上手なれ

これまで自分たちでどのぐらいウェブメディアを作ったかと思ったら、なんと50サイト以上でした。

しかしながら、現存するのはごくわずかの6サイト。

さすがにそこまで作っては閉じて、また作っていれば、いやがおうでもノウハウが蓄積されてきます。

コンセプト作り、検索ワードやソーシャル投稿の調査、ライティングのフォーマット決め、1記事ごとの効果測定、費用対効果の考え方、メディアが果たす役割と限界点、書き手のトレーニング、検索結果の自動測定、ネタづくりの方法、他メディアとの差別化、継続しやすい業務フロー、流入と流出の導線とか。

誰に教わったでもないのに、あれこれ作ってきたメディア。

本当にやりたいことなら、自分たちでうんうん考えて、やりつづければいいのです。

好きこそものの上手なれですから、Mogicには好きなことをやる人ばかり集っています。

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