『自分たちの好きなように会社を作っていけばいい。
他と違ってても、普通じゃなくても、信じられることをやっていく。
信じられることって、案外と少ないものですから
そう、本当に愚直に、率直に、真摯にそれを探してきたんです』
2019.12.13
会社で働いていて、「お金を稼ぐ」という前提条件を引いたときに、何が残るかということを考えています。
「株式会社に所属する」というスタンスを選択したら売上を上げて、利益を上げていくという資本主義はあまりに自明なことです。
それがまずは会社を経営したり、会社で働く理由になります。
ただし、働くということに1日7時間以上を使うと考えた時に、少し欲張りですが「お金を稼ぐ」以外の何かを満たすことは精神のバランスを保つために大切なことだと感じています。
仕事がうまくいきはじめた、少し褒められた、仲間ができたなど人によってモノサシは違いますが、未来の自分に期待を持てるかどうかかなと。
また違う角度から、よくインターン生から受ける質問として「将来働くことに保険を掛けるにはどうしたらいいか」というのもあります。
職業を1つに絞るリスク、やりたい仕事じゃないリスク、長時間勤務になるリスク、転勤になるリスク、嫌な上司にあたるリスク、起業できないリスク。
理想的にはそれらを回避できるオプション取引があればいいですね。
本当にオプションがあるかないかは別の議論として、不安が先行しすぎているようにも感じます。
不安が生まれ、期待に変わり、心配ごとが増え、希望がふくらんでくる。
季節がめぐるたびに、仕事の年輪が増してくるとそれも理想的といえます。