Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2023.07.31

大事なことは、緩急つけて

「やることがたくさんあります。リソースが逼迫しています。人を採用してほしいんです」

忙しいと、こういう声をよく聞きます。

ただ、慣れている人はお分かりのように採用したからといって簡単にリソースは増えませんし、楽にもなりません。

理由はいくつか思いつきます。

新しい人が慣れてうまく動けるまでに半年以上かかるから。

忙しい現場なので入った人に教えるほどの余力がないから。

教えてもらえないまま自己流でミスをして、やめてしまうから。

人が増えると、今度はコミュニーションのコストが倍増するから。

焦っていると、採用の基準を甘くしてしまうから。

どうにも楽になるどころか、あまり良くない気配が漂ってきます。

おそらく、やること÷リソース=達成の時間という因果ではないからです。

そこで少し立ち止まって、急いだばかりに乱れた呼吸を整えてみます。

窓の外に目をやり

ふうぅと息をはき

すぅうと息を吸い

また、ふうぅとはく。

本当はいつ、どんな動機で採用するのが理想的なんだろうか?

採用される人は、どんな状況で迎えられると良いんだろうか?

採用してから、どうなると理想のチームといえるんだろうか?

すぅと吸いこんでから、そういえば最初にこれを問うべきだったかもなと。

大事なことは、緩急つけて考えるに越したことはありません。

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