『自分たちの好きなように会社を作っていけばいい。
他と違ってても、普通じゃなくても、信じられることをやっていく。
信じられることって、案外と少ないものですから
そう、本当に愚直に、率直に、真摯にそれを探してきたんです』
2022.05.30
定期的にインターン学生から「休日は退屈で仕方ありません。趣味もないので、ダラダラして後悔します」という悩みを受けます。
本当に趣味がないのかなと思って聞いてみると、意外とそうではありません。
料理したり、お茶したり、買い物したり、散歩したり、マンガ読んだり、Netflix見たり、ゲームしたり、ネットしたり、バーベキューしたり、観光したり。
それらは趣味でもいいんじゃないかと思いますが、趣味じゃなく退屈も紛れないというので別の何かが引っかかっているようです。
ちなみに諸説ありますが、「余暇」という概念、週に2日以上休みがあるというのは産業革命後の1930年代に広まったといわれています。
そこから週末に遊ぶレジャー施設が作られ、山歩きする国立公園が整備され、バカンスで長期滞在するスタイルが作られていきました。
しかし思えばまだ100年の歴史ですし、日本ではもっと短いでしょう。
そうして今や常時オンラインでつながり、働く時間と楽しむ時間さえ区別が曖昧になってきています。
生き方の難易度が上がりつづけているなか、彼らにとって良い生き方とは何かと話し合いを続けています。