Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2023.06.19

ロングインタビューは続く

今年からロングインタビューをちょくちょく掲載していくことになっていて、新しく「クリエイティブについて」を話しました。

公開はまだ先なので、今回もさわりを先に

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- 一つ目は、「手に取れるクリエイティブ」についてお聞きします。MogicはIT企業ですから、プログラムやウェブデザインといったデジタルな制作物が中心です。ですが、なぜモノとしてのカレンダーやノベリティを社内で作っているのでしょうか?

山根:一般的な会社だとちょっとロゴを入れたり、色替えぐらいで済ませるのに、ゼロからアイデアを出して、素材を選び、デザインを作って、印刷に出して、検品して、梱包して、発送までをなぜ自分たちでやるのかということですよね?

- そうです。社内の人がやると時間がかかり、コストもかかるので外部の専門家に頼んだ方がいいのではないかと疑問が湧いてきます。

山根:これは、クリエイティブというものをどう捉えているかに関わっているんでしょうね。ちょっと遠回りになりますが、現在僕らが置かれている時代の背景からいってみます。

現代はモノがあふれてますよね。だから、モノは作るより買うほうが簡単です。1年のうちゼロから自分の手で新しいものをつくるという経験がどのくらいあるかなって数えたら、3個もないと思うんですよね。

新しいアプリをインストールしてみたり、ちょっと模様や形を変えるぐらいはあるかもしれないですけど、ほとんど誰かが作ったものを組み合わせてます。組み合わせることが悪いってことじゃないですよ、それはそれで便利な世の中ですから。

ただそれが普通になったとき、何かを作ろうとする人の気持ちやプロセスってどうやって知ればいいのかなと思うわけです。本当の意味でのゼロから作るってのはできないのですが、できるだけゼロベースに近いところから作るようにしてみると。

買うだけだと、これをなんで作ろうと思ったのか、どういうふうに表現したかったかなというのになかなか気付きづらい。作り手の気持ちをトレースするために自分たちで作ってみているんでしょうね。

時間をかけて一つずつ自分たちはどうしたいのか、どんなものが心地いいのかを確認するために、ゼロからつくろうとしている感じですね。
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何だか話したことを後で見返すと、他人のように感じるものです。

【後日追加】インタビュー記事の続きはこちら
https://www.mogic.jp/category/interview/13694

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