

『自分たちの好きなように会社を作っていけばいい。
他と違ってても、普通じゃなくても、信じられることをやっていく。
信じられること、それって案外と少ないものですから
そう、本当に愚直に、率直に、真摯にそれを探してきたんです』
2025.11.10
会社を経営していると、就業規則や社会保険で“定年”という区切りを意識せざるをえません。
みんなにずっとはたらいてもらいたいと思うものの、下の世代の活躍を考えれば線引きが必要なんだろうなとも感じます。
もし退職時期を区切らざるをえないとすれば、その前後でどんな気持ちになるものでしょうか?
やっぱりどことなく寂しいでしょうし、何かがポッカリと空いてしまう感覚でしょうし、新しいことにトライする億劫さもあるでしょう。
だったら「あえて区切らない、逆からみる」というのはどうでしょうか。
つまり、定年という概念がなく、あらゆる不調にあわせられる会社。
やる気があればいつまでも続けられて、いつでも辞めてもいい。
週1回でも週5日でも選べて、健康じゃなくてもできるもの。
気力が減っても、入院しても、要介護でもできる仕事。
本人次第ですが、お見舞いがてら新しい仕事を手渡すってのも一興ですね。
働きざかりの20代から50代までを想定したものじゃなくて、80代の平均的な健康状態から逆算して作られる組織ってなんだろう。
そんな新しい会社のために、どんなビジネスの形態があるんだろう。
片手間ながら、最近はそんなことにトライしています。