Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2021.01.07

プロジェクト・ドリブン・トレーニング

Mogicは、さまざまな教育理論から少しばかり知恵を拝借して社内トレーニングを展開してきました。

最もよく使われるものがプロジェクト学習で、大きなものから小さなものまで同時にたくさん稼働しています。

プロジェクト学習とは、複数人が集まって、テーマからゴールを決めて、期間内にいろいろやりくりして成果を出し、あちこちからフィードバックを受けるというものです。

これを一度でもやると、仕事が自分のモノになるようでチームワークが自然とできてきます。

ただしプロジェクトのメンバ以外のサポート役は、かなりの技術が必要で「メンバに必ず成果を出しきらせる」ために、観察力やアドバイス力、先読み力、忍耐力が求められます。

プロジェクトが途中まで進んでメンバの心が折れていないか、意義を見失っていないか、やりきれない気持ちになっていないか。

そして、サポート役が手を出してはメンバにとって意味がないので、的確なタイミングで最適なアドバイスをしなければなりません。

意外にもサポート役のマネジメント感がすごく伸びたりします。

本当にたくさんのプロジェクトを動かしてきましたが、今まで一度も頓挫しなかったのが自分たちの誇りでもあります。

最後にジョン・デューイ著書の訳者(市村尚久)あとがきより
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経験と教育
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000151271

教師が教科の指導に当たって、すでに基礎づけられた知識や方法に従うやり方より、生徒の経験のなかに教材を発見することのほうが、どんなにか困難な問題であるか、デューイは繰り返し指摘している。

同時に、その「困難な問題」を解決する実行可能な方途が示唆されているが、その論理を辿り理解することに知的努力が求められることも示唆されている。

そのような知的努力もまた、われわれ教育現場の教師に求められているのである。
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