少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。
2021.04.07
会社を作る前に、商工会議所や省庁で行っている起業や経営に関するアンケートを見ていました。
ざっと見ると会社の悩みは大きく3つあり、新規顧客を開拓できない、いい人材を採用できない、資金繰りが大変というもの。
それはそうだろうなと思うとともに、なぜこの3つに集約されるのかを考えていました。
資金繰りが大変だから、いい人材を採用できないのか?
新規顧客を開拓できないから、資金繰りが悪いのか?
いい人材がいないから、新規顧客を開拓できないのか?
相互に影響を与えているといってしまえばそれまでになりますので、自分たちに役に立つ情報になるようにもう少し深めていきます。
A)新規顧客を開拓できない、B)いい人材を採用できない、C)資金繰りが大変という3つへの対策を想定するとして、C)の資金が足りないのは当面お金を使わなければいいだけ、B)のいい人材が採用できないは、当面自分が頑張ればいいだけ。
残るのはA)新規顧客の開拓となります。この課題さえなんとかすればいいということです。
ただし、ここまできてようやく自分が「新規顧客」というものをきちんと分かっていなんだなと気がつきました。
単語以上にその中身が分かっていなくて使っているのです。
新規顧客という単語は売り手の視点で見たものでもありますから、本当は契約する相手がもっと良くなるイメージを想像しないといけないなあと。
そうしてまた新しい課題が生まれます。
契約したくなる期待値とは何か?
契約した後の普通の満足度とは何か?
普通以上の満足度とは何か?
普通以上の満足度がずっと続くのがいいのか? など
会社経営は好きなだけ自分たちの課題を作ることができますから、それが楽しくもあります。