Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2023.04.10

見たことない問題を考える

何か問題にぶつかったとき、勝利の方程式という言い回しの通り、ゴールに最短距離かつ最小工数で近づけないかと考えます。

この方程式という比喩は、一定の規則やフォーマットが存在し、パラメータであるAとかBを入れていけば、求める答えがチーンと出てくるもの。

ノウハウやメソッドとも言い換えられ、コピーが可能で流通でき、別の場所に移植すれば復元できます。

ここで少し穿って勝利の方程式を厳密に代数方程式だとみなすと、高次で必ずしも解くことができない場合や特定の値を導けない場合がありえます。

つまり、解ける問題なら方程式でいいのですが、そもそも解けない問題に対して方程式以外のどういうアプローチをとればいいのかという話が出てきます。

解かないことにするのか、近似させて最適解を得るのか、確率的に分布を見るのか、視点をずらして問題の次元を変えるのかなど。

会社を運営していると、95%以上は方程式で解けない気がします。

そもそも代数方程式と大きく異なるのは、時間が経つにつれ問題の前提条件が多様に変化するということ。

逆手にとれば、解けるようになるまで特定の条件を待つということができます。

ですから、まあ、今日もたっぷり時間をとって、見たことない問題をどうしたらいいか考えるしかないのです。

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