Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2022.06.20

二重課題干渉とその先へ

人が二つのことを同時にできないということは、二重課題干渉の実験で知られています。

一つのプロセスが他のプロセスに干渉してしまい、ミスや遅延が発生するというものです。

資料を作りながら、別の電話にも出るというのは至難の業でしょう。

ところが残念なことに、会社という場所はいろんな仕事が次々にやってくるものです。

一つずつ順番がついていればいいのですが、たいていは何かをしていたら、別の何かが割り込んできます。

Aプロジェクトのアイデアを考えていたら、Cプロジェクトの進捗で相談を受けたり、今月中に健康診断を受けなさいといわれたり、打ち合わせ後にメールやチャットがたんまり溜まっていたり。

現時点で優先順位をつけても半日後には変わってしまうかもしれません。

では、どうするのがいいのか?

アイデアとしてはいくつか思い浮かびます。

プロセスの中にも干渉しやすいものとそうでないものがあるだろうから、しにくいもの同士で同時にこなす。

優先順位をきっちりつけると変化に弱くなるから、ゆるい優先順位をつける。

ガッツリ集中すると別のことが割り込んできた時にイライラするから、やんわり集中する。

どれがいいのかはさっぱり分かりませんが、とかく現代の会社は頭が忙しいことだけは確かです。

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