Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2022.09.26

ブレーカ落ちて骨身に染みる

起業したばかりの頃、借りていたマンションの1室でよくブレーカを落としていました。

エアコンつけて、パソコン4台置いて、お湯を沸かしたら、すぐに落ちます。

1日に何度も落ちて、落ちて、落ちすぎる!と頭にきたのがきっかけで、電気工事を学びはじめました。

そのうちアンペア増やして、サーバを置いて、部屋の半分をデータセンターにと妄想していましたが、すぐに無謀な企てだと分かります。

よくよく考えれば当たり前の話で、命が危険にさらされます。

すぐ危険な目に会うことも、徐々に危険が迫ってくることもありますから。

電気が漏れると感電しますし、経年劣化で抵抗があがれば火花が飛びます。

あの頃ブレーカが落ちすぎたおかげで、今では分電盤、動力盤、漏電遮断器、ブレーカ、アース、VVFケーブル、圧着ペンチ、ジョイントボックスといった電気周りが分かるようになりました。

何かをスタートする時、勢いは大事です。

それと同じく背景を理解し、点検やメンテナンスをするのも大切なんだと骨身と染みています、もうビリリリと痺れたくなく。

2022.09.20

セキュリティは教育から

情報資産の取り扱いに関して、ISMSという第三者認証をいただきました。

詳しくはプレスリリースに譲るとして

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000004876.html

数年前から自分たちでリスク監査委員会を作り、あれこれチェックしていましたが、それでは対外的に伝わりにくいだろうということで今年の4月からスタート。

【参考記事】性悪説と監査ざんまい 2021.11.15
https://www.mogic.jp/philosophy/?aid=12823

LearnOサービスが10周年を迎え、サービスのリブランド真っ最中にも関わらず、みんなで協力して整備することができました。

教育IT事業を手がけていますから、灯台下暗しにならないよう、これからも情報セキュリティに万全の教育体制で臨んでいきます。

2022.09.12

マネーリテラシーをきく

世界中どこでもお金の扱い方は不確からしく、海外ドキュメンタリ番組でインタビューを受けた人たちが「ペイチェック・トゥ・ペイチェック。(先進国なのに)この国はマネーリテラシーをぜんぜん教えてくれないからね」とぼやいていました。

日本でもファイナンシャルプランと聞くことが増えましたが、実はマネーリテラシーの意味をしっかり把握できていなかったかもと急に不安になりました。

そこで周囲の人にマネーリテラシーって何でしょう?と聞いてみると

「入ってくるお金と出ていくお金、手元に残るお金を全部しっかり把握することですかね。給与明細にある天引きされた税金の内訳はみんな見てないものですよ」

「お金を使うときに、どういう意味があるか考えられる力です。欲しいと思ったらパッと使えてしまうのがお金ですから。それがいつ何にどのぐらい役立つか、買う前に考えられるかどうかです」

「人生の3大出費を早いうちに理解してること。教育、住宅、老後には長く準備が必要です。時間を味方につけないといけません」

「お金に自分で色をつけられるかですね。同じ10万円でも貯金の10万としてもいいし、将来の自分のスキルのために5万+周囲へのプレゼントに3万+投資2万にしても自由ですから。」

と、意外にも千差万別でした。

答えがバラついているということは、それだけ難しいということでしょう。

健康や幸せ、生きがいと同じく目に見えず、定義が定まらないタイプの話なので、少なくとも人と議論する時間を設けて理解を深めていくのが良いように思えてきました。

2022.09.05

まだ知らないコード進行

会社のイベントのために、アコーディオンのコード進行を作っています。

必要にかられて1週間前にはじめて、少しはできるようになりました。

やりながら、昔に比べてずいぶん知らないことをはじめやすくなったなあと。

ポンッとボタンで楽器を注文して、サッとネットで楽譜を探し、分からなかったら違う動画で、困ったら問い合わせて、うまくいったらアップして、誰かのコメントにつながって。

以前なら、隣町の楽器店を探して、行ってみたら定休日で、翌日行ったら欲しいものは在庫切れ、取り寄せたらちょっとイメージと違ってて、限られた楽譜を前に練習してつっかえて

という感じですから、思い立ったら吉日な時代になりました。

だからといって、新しいものを次から次へとマスターできるかといえばそうでもないのが残念なところです。

はじめる手間ひまが短縮されただけで、内なる壁が容赦なく次から次へとやってきます。

興味を持って、やりはじめて、分からなくなり、つまづいて、飽きてきて、ちょっと達成して、でも目立った成果には届かず、うまい人に失望して、イライラで忘れてしまおうと、もっともらしい言い訳をたくさん用意してから、やっぱりどうしようと気づくような。

どんなに環境がよくなっても最後はまだ知らない自分を見つけて、たどたどしくその進行をさらうしかないようです。

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