『自分たちの好きなように会社を作っていけばいい。
他と違ってても、普通じゃなくても、信じられることをやっていく。
信じられることって、案外と少ないものですから
そう、本当に愚直に、率直に、真摯にそれを探してきたんです』
2018.04.16
10年以上も前、数人の打ち合わせで「ビジネスにおいて最も重要なものは何か?」という問いかけがあり、「付加価値だと思う」と答えたことがあります。
その際、他のメンバーから、意味がわからない、それが何かもイメージつかないし、すぐに役立たないとコメントをもらいました。
Mogicという会社が生まれ、人が集まり、ワーワーやってくる中で、やはりキーは付加価値だったんだなと感じています。
少し話を脱線してから戻しますが、最近世界のあちこちで行われている音楽プロジェクトに「ストリートピアノ」というものがあります。
ストリートピアノ http://streetpiano-jp.com/
誰かの家で眠っていたピアノを調律しなおし、ペイントして、みんなが触れられるパブリックな場所に設置して、その時にきた人がふらっと弾いて、歩いている人がなんとなく引き寄せられるというものです。
それは意図的に細かく設計された段取りがあるわけでもないのに、その前提を聞くだけで、ワクワクします。
どうなっちゃうんだろう?
何がきけるんだろう?
誰もこないのかな?とか。
常識的に考えれば、ピアノは家など屋内にあるべきだし、誰かの所有物でありそうで、演奏の披露はせいぜい隣近所ぐらいです。
それが、そうでなくなる瞬間に付加価値が生まれていて、Mogicではそこを起点に物事を進めてきました。