少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。
2024.03.26
そういえば、起業してからずっとマイペースでした。
のんびりしてるね、とも言われます。
右肩上がりの急成長、指数関数的な放物線、桁違いなスケールアップといった慣用句とは無縁でした。
たわいもない話で盛り上がり、美味しいスイーツを食べ、自分たちが信じられることができるならそれで十分。
そういえば昔からの顔ぶれは変わらず、笑い声が聞こえてくるばかり。
たぶん、これからも変わらないんだと思います。
急成長を求めるなら、それを目指す会社はたくさんあります。
華麗なキャリアなら、それを実現できる職場はたくさんあります。
Mogicはといえば、鴨がくつろぐ池のほとり、ゆるやかに暮らしたい人を求めています。
2024.03.18
誠実に仕事をする。
これを英語に充てるなら、インテグリティという単語がふさわしいように思います。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
インテグリティ(英: Integrity、中: 誠信)とは、正直さの実践と共に、高い道徳・倫理的な原則と価値観を持って一貫し、妥協なくそれらを遵守する振る舞いを指す。
略
英単語のインテグリティは、ラテン語の「全体または完全」を意味する形容詞 Integer から派生し、
integer (feminine integra, neuter integrum)
1.全体の, 完全な, 無傷の
2.無事, 大丈夫な, 健全性
3.派生語として英語の「整数(Integer)」
を意味する。
この文脈において、インテグリティは誠実さや一貫性などの内なる資質から派生する「全体性」を意味することになる。ゆえに、ある人にインテグリティがあるどうか、という時に、その人が自分が保持すると称する価値観と信念と原則に従って行動している場合においてのみ、その人は「インテグリティ」がある、持っている、という事が出来る。単に自分には高い道徳・価値観・信念を持っています、というだけではインテグリティがあるとは言えない。
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一言でまとめるなら、全体的な健全性。
どうにもとっつきづらい表現です。
ですから、文章からうまいこと抜粋するに「一貫して、妥協なく、信念をもって、物事を進め、周りから認められる」ということであれば、チームワークにとって欠かせない指針で間違いありません。
2024.03.11
梅の香が漂い、桜の蕾が膨らむころ、桃の花が咲きはじめます。
お餅を食べ、豆を撒いて、雛あられを頬張っていたら、はや卒業シーズンを過ぎていました。
まずい、この感じ。
今年もあっという間に過ぎそう。
そう焦って、残りの季節の催しを考えはじめました。
例年のごとくGW明けに屋上で作る作品の構想を広げないとなあ。
ハロウィンに間に合わせるため、まずはかぼちゃのタネを取り寄せねば。
来年のカレンダー制作と年賀アプリ開発はやめて、まったく新しいことにチャレンジしたらどうだろう。
年輪のように重ねられるものと、崖先につま先立ちしているようなもの。
いつの日かみんなが笑って楽しめるよう、まずは踏み出す足元から確かめていくばかりです。
2024.03.05
人生は一度きり、と言われます。
一度きりなら、いつもぶっつけ本番になるでしょう。
というのも、これから起きる出来事をあらかじめ経験できませんし、どんなに似た状況を作っても結局は本番ではなく練習ですから。
そうならばと、考えます。
ぶっつけ本番でしか臨めないなら、どういう結果が多いんだろうかと。
等式であらわすなら、ざっくりこんな感じ。
ぶっつけ本番の結果 = それなりの成功 + 少なからぬ失敗
いきなりステージに立つなら、失敗は避けられません。
それでも敢えて「極力、失敗しないように」を代入してみると
ぶっつけ本番の結果 = すべて成功 + 失敗ゼロ
と導かれるので、経験的にはほぼありえません。
ですから、ぶっつけ本番という前提で考えるべきは失敗しないようにではなく、失敗そのもののグラデーションではないかと思っています。
消すことができない失敗の項ならば、その幅をどう取り扱うべきかという問題に取り組む。
ここで一つ、別の有名な話を差し込みます。
コップの水が半分ほど入っているときにどう感じるかという質問に対して、半分しかないと思うのか、半分もあると思うのかという選択があります。
それは自分で取り扱える範疇の解法です。
これをうまく応用すれば、失敗の捉え方を引き延ばすことができます。
こんなに失敗してしまったのか、まだそんなに失敗していないのか、取り返しのつかない致命的な失敗だったのか、いくばくか回復ができる失敗なのか、というふうに。
つまり自分の視点を自在に移動できさえすれば、失敗は水にこぼしたインクのように淡く広がっていける。
それもありかと信じられるのなら、少しは気負わずぶっつけ本番に挑めるのではないでしょうか。