Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2021.07.12

ゲームのようなUX

PS5やSwitchのゲームを進めながら、そういえばファミコンのボタンって2つだったなと思い出しました。

左に十字キー一つ、右にAボタンとBボタンとシンプルな構造です。

ゲーム画面も平面ですし、ストーリーも1方向です。

それが今や3次元ポリゴンの高画質でロードなく進みますし、オープンワールドもあれば、オンラインでの共同作業もお手のものですから、別の時代のようです。

ファミコンの発売が1983年、スーパーファミコンが1990年、プレステが1994年ですから、40年〜25年前の話で、これをちょっと前と思うか、だいぶ昔と思うかは考え方によります。

ちょうど同じ時期をビジネスでたどれば、バブル前後からオフィスにパソコンが導入され、ネットにつながりはじめてからの今日までなので、あっという間に感じます。

とはいってもその時期には働いていないのですが、短く感じる理由はゲームほどには劇的な変化を感じないためでしょう。

ムーアの法則に代表される半導体の加速度的な成長は、ゲーム内で自分の存在を多彩に表現できるようにしてくれました。

性別も年齢も服装も選べますし、そもそも人間以外の設定も豊富です。

キャラクターにあわせた発言や雰囲気にできるだけでなく、気の合う人も自由に探せます。

会社の運営も、ムーアの法則をダイレクトに受けてはいないのでゲームほど早くは変化しないでしょうが、ゲームのようなUX(ユーザーエクスペリエンス)になるんじゃないかなと想像しています。

一人で作業をしたり、誰かとコラボレーションしたりという点では同じですし、やる気にさせるという面ではゲームの方が進んでいたりします。

ただし、全員に据え置きゲーム機のような複雑なコントローラ操作が必要なのではなく、時と場合に応じてゲームが持つ楽しさや継続性を頼りにしていくことになるかと。

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