Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2021.07.06

新しさを発明する

時間とともにモノが古びていく様子はよくわかります。

Tシャツが色褪せてきたり、給湯器が故障して動かなくなったり、プリンタのトナーがかすれてきたり。

ところがモノとは違い、自分たちの考え方そのものが古びているのか、新しくなっているかは判断しづらいものです。

考え方が古いかどうかは、主観的に何を基軸にするかにもかかっているでしょう。

ここでは「効果」の点からだけ古さを測定してみます。

社会人にわかりやすい例として、英会話の学習をとりあげます。

十年以上前まで英会話を習得しようとしたら方法は限られていました。

本で覚える、CDやラジオを聞く、教室に通う、DVDを見る、英語のできる友だちを作るでしょうか。

現在はテクノロジーの普及により、上記以外にYoutubeや海外ニュースサイト、Netflixなど動画サービス、オンライン英会話、発音の判定アプリ、オンライン会議の自動翻訳など比べものにならないぐらい選択肢が増えました。

もし同じ人が同じ時間を学習に投じたとしたら、十年前より現在の選択肢を組み合わせた方が「効果」的に学ぶことができるでしょう。

そういう点では、英会話学習を新しく考える余地が生まれています。

モノは新しさから古さへと連続的につながっているように見えますが、考え方では新しさ自体を発明しないといけない気がしています。

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