Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2021.02.22

リズムの合わせかた

パソコンの中心にはCPUという集積回路があり、そこでいろいろな計算をします。

それ以外に一時的に記憶を保存するメモリ、長期的に大量のデータを保管するハードディスク、外部接続端子があり、複雑に連携しています。

連携には秘密があり、それがリズムです。

電気信号を利用して大量の処理を同時に行いますから、それぞれのパートがズレてしまうとまったく意味をなしません。

電子回路には「振動子」というリズムメーカーがあり、正確で高速なリズムを刻みます。

クオーツという単語を聞いた人は多いと思いますが、クオーツは日本語にするとそのまま石英(水晶)で薄くカットして電圧をかけると振動します。

それを応用して作ったリズムを使っていたりします。


リズムは人間の動作にも大きく関わっていて、先日読んだ論文には脳の海馬という記憶に関する部分は4〜8Hzのリズムを刻んでいるとありました。

脳も視覚や聴覚など機能ごとに分かれたパートを連動させるのにリズムが重要のようです。

ただし、パソコンのように集中的に管理しているのか、機能局在を活かして分散的に合わせているかは議論が分かれている模様。


そんなリズムのことを思いながら、会社を機能させるリズムはどうあるべきなんだろうと考えています。

Mogicはこれまで数値目標やロードマップを掲げたことがなく、各自やチームがそれぞれのタイミングでアイデアを持ちかけて、フィードバックをもらって、パッと集まって、サッといなくなりますから、離散的なリズムといえるでしょうか

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