『自分たちの好きなように会社を作っていけばいい。
他と違ってても、普通じゃなくても、信じられることをやっていく。
信じられることって、案外と少ないものですから
そう、本当に愚直に、率直に、真摯にそれを探してきたんです』
2024.04.02
いろんなチームからインターン生が作ったものにレビューして欲しいという依頼がきます。
会議室に呼ばれると、彼らがひとしきりプレゼンしてからどうでしょう?と聞いてくるのがよくある流れ。
最初の1、2枚見るとフィードバックすべきことが浮かびますから、そこから残りの時間はこのまま彼らが歩いていく未来を想像しています。
例をあげるなら、こんな感じ。
与えられた課題はうまくまとめている、これなら周囲から卒なく仕事ができる人と認められるだろう、自分も一人前になった気がして一安心、だが数年後に後輩が同じようにできてるなら自分の存在意義が薄れてくる、実は誰もができる仕事じゃないかという疑問、そしてキャリアや生きがいという影がどこまでも追いかけくることに気づく。
依頼された仕事をきちんとやる、それはとても大切なことです。
その上で、一つでいいから自分のこだわりを入れてほしいと思っています。
こだわりとは、その人の性格や生きてきた道からしか生まれないもの。
誰にも気づかれず、誰かにけなされたとしても、こだわりを入れておく。
こだわりを入れつづける気概は積みに積み上がり、やがて生きていく礎に変わっていくことでしょう。