少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。
2025.02.04
立春を過ぎて大雪が降りそうなころ、例年のごとくインターン生が卒業しはじめます。
早い人だと1月に内定がでて、遅くとも7月ごろに全員が卒業するぐらい。
いつも「あれ、インターン生、みんないなくなっちゃうんじゃない」と誰かが口にするのですが、知らぬ間に新しい3年生が続々とやってきて、すぐに1年が過ぎてまた同じことを思うのです。
今年は彼らの過ぎゆく姿を横目で追いかけながら、ふと「自分がもし今の大学3年生だったら何を目指すのかな」と考えていました。
2025年で大学3年生ということは、2003年/平成15年生まれ、六本木ヒルズがオープンした年。
2025年のトピック、7人に1人が75歳以上の後期高齢者、インフレ/金利の上昇、世界で紛争が続き、生成AIが話題。
2025年から20年後の予想、今のある60%以上の仕事がなくなり、新しいものが出てくるらしい。
そうだな、まだ知らない仕事がたくさん出てくるんだったら、一番最初にそれに携わりたいかな。
やればすぐに第一人者になれそうだし。
でも、まだ見ぬ職業だし、どうやって今から探せばいいんだろう。
そのまま未来を見ていると期待ばかり投影して現実感を失いそうだったので、ヒントを求めるべく過去20年のうちになくなった職業と生まれた職業を調べてみました。
なくなっていった職業:ビデオレンタル店の店員、写真現像所のスタッフ、電話交換手、CDショップの店員、電話帳製作者、テレビ・ラジオの修理技術者、銀行窓口業務担当者など。
生まれていった職業:データサイエンティスト、機械学習エンジニア、インフルエンサー、デジタルマーケター、フードデリバリー配達員、クラウドワーカー、遠隔医療コーディネーター、働き方改革コンサルタントなど。
こうやって並べてみると確かにそうだなと感じながら、20年以上前の2003年に「将来、インフルエンサーになるんだ」といってたら大笑いされるか、はぁと呆れられるに違いありません。
でも、おかしなもので今では「インフルエンサー」はごく普通のこと。
となってくれば、20年以内にまだ見ぬ新しい職業につくヒント、それは今だと笑われるような仕事、ソレなんじゃないかなと思います。