少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。
2025.02.17
会社を運営していると、トラブルだったり、ミスだったり、予定通りだったり、ラッキーだったりがランダムにやってきます。
正確にいうと「ランダムにやってきているように見えるだけ」で本当は構造的な所作、つまり組織/職掌/業務フローなどが影響してて統計的に表現できる分布なのかもなあと思ったりします。
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統計分布
https://w.wiki/D6dZ
統計分布(とうけいぶんぷ)とは、統計集団における分布をいう。
統計分布には、カノニカル分布、グランドカノニカル分布、レイリー分布、ラプラス分布、ベータ分布、ウィッシャート分布、一様分布、ロジスティック分布、対数正規分布、パレート分布、ディリクレ分布、誤差分布、超幾何分布、フォン・ミーゼス分布、極値分布、切断ガンマ分布などがある。
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もし日々の出来事が統計的な分布に従っているとするなら、何らかモデルを作ることができる。
そうしてモデルがあるのならば、パラメータを入れ換えてシミュレーションすることができる。
パラメータにより状態をシミュレーションできるということは、未来における幅を予想できる。
そんなことを考えたりするのですが、これがもちろん難しいわけです。
なにがどう難しいのか?
最初に「統計的に分布」させるためにその軸を決めてやらないといけない。
「備品の発注をし忘れた」「運良くキャンペーンに当たった」「いい人が採用できた」これらが同じ平面にあっていいのか、悪いのか。
「備品の発注をし忘れた」に絞ったとして、頻度なのか、金額なのか、そこに至る承認ステップなのか、人間関係なのか、他の業務との競合なのかを洗い出す。
「備品の発注をし忘れた」でかつ「他の業務との競合」が主因だとして、ルーティンな業務なのか、ごく稀に発生する業務なのかで対象なのか、外れ値なのかを見定めないといけない。
だけどあまりやりすぎると局所最適解で満足しそうで、もしかしたら「全然違う部門の業務をやめたら、この問題は発生しないのかもしれない」ということを考慮にいれてみる。
そうですよね、やっぱり突き詰めてみれば解を導くことが目的じゃないので、階層や粒度の違うものにさらりとまなざしを向けることが大事なんでしょうね。