『自分たちの好きなように会社を作っていけばいい。
他と違ってても、普通じゃなくても、信じられることをやっていく。
信じられることって、案外と少ないものですから
そう、本当に愚直に、率直に、真摯にそれを探してきたんです』
2021.07.20
多くのインターン生と話してきて、よく遭遇するのが「まだ将来やりたいことが見つかっていない」または「やりたいことが多すぎて決めきれない」という悩みです。
別に焦る必要はないかなと思っているので、そのうち決まってくるといいよねというコメントだけしています。
このことについて以前、就活の指導で有名な方に聞いたことがあります。
そうしたら「経験値からいっても90%の人はやりたいことが決まってないですね。それが普通なんです」とのこと。
この状況は何かに似てる気がして、振り返ってみたら「起業したい人」にも通じるものがありました。
「起業したいけどやりたいことが見つかっていない」「やりたいビジネスが多すぎて決めきれない」「いつか起業はしてみたいけど、いつか分からない」。
つまるところ裁量の自由度が高い場合に何かを選び取り、それに集中する選択はかなり難しいということなのでしょう。
もし就職しか道はなく、しかも10の会社の中から選ぶしかないなら、よりシンプルかもしれません。
もしビジネスモデルが3つしかなく、いますぐ起業するしかないなら決断しやすいかもしれません。
タイミングも方向も自由に選べるという前提に立つと、次の瞬間からフォーカスすること自体に苦労しはじめます。
ですから、人生の選択は限られているという発想を敢えてとれば、自然とフォーカスの労力を下げれるのかもなあと思ったり。