Mogicはかんがえる

少人数+ソフトウェア+サーバやロボットの組み合わせで
新しい時代の会社経営を進めています。
そのプロセスの一部をこのコーナーでお伝えできればと思っています。

代表取締役 山根陽一

2024.07.30

選び取る、選び取らない

あらゆるものがサービスとして提供される現在、「選び取る」ことがごく当たり前の行為になりました。

当たり前すぎて何いってんだかと言われそうなぐらいです。

ちょっとあげてみると

子どものために良さそうな塾を探して、選び取る

家事を助けてもらうサービスを探して、選び取る

楽しめるようにネットで映像を探して、選び取る

キャリアアップのためにMBAスクールを探して、選び取る

遠くの両親のためにサポートサービスを探して、選び取る

自分の老後のために運用するサービスを探して、選び取る

ほか、たくさんあります。

これらのアクションに共通するのは、「リストアップと比較」ということ。

もう少し掘り下げると、ゴールに最短距離でたどりつこうとする思考スタイルがベースにあるように思います。

やるべきことが多く、時間が限られていますから自然とそうなります。

しかしながら、やがて日々あれやこれやと選びに選んで選びすぎて「選び取る」こと自体に疲れてしまったらどうしたらいいものでしょうか?

極端な方向性を二つほど思いつきます。

一つは、選ぶ=リストアップと比較という作業すらなくしてしまう。

要は「レコメンド(推薦)」「テンプレ(定型)」「ルーティン(日課)」化を推し進める。

もう一つは、選び取ることの反対で「選び取らない」こと。

外部のサービスを使わない(つまり、第三者による補助がない状態)となるので、とにかく自分でやっていくしかなく時間も労力もかかりますが、仕方ありません。

そうはいっても悪いことばかりではありません。

自分でやればできることは限られるわけで、ちょっと欲張っていたかなと思いなおし、なすべきことをグッとしぼれたりするんですから。

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